親の携帯をドコモから格安スマホ(JCOMモバイル)に変更した手順まとめ

昨年末、父のスマホ(ドコモ)を格安スマホに移行しました。

その手順をまとめておきたいと思います。

親に勧めたり、またこれからあなた自身が格安スマホに移行するときに少しは参考になるかと思います。

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格安スマホの業者はどこにするか?これが一番悩みました。

当初、僕が使っているIIJの「みおふぉん」に移行しようかなと考えていました。

3年使ってきて、なんの問題もなかったし、ネットの評価も高かったからです。

ですが、直前でやっぱりやめました。

父は71です。

パソコンの基本的操作や、LINEもでき、同年代の中ではITに明るい方に入るとは思います。

ですが、格安スマホの仕組みは理解していません。

格安スマホが安いのは、安い理由があるからです。

安い理由、それは手厚いサポートがない点。

高齢者にとっての一番のデメリットは、なにかあった時に気軽に相談できる店頭サポートがないことなんですよねー

 

何かわからないことがあったときに親が一人で相談ができること。

 

僕も年から年中サポートできないので、ここが一番重要でした。

で、格安スマホにするのは、やっぱりあきらめようかなと思っていたところ、

実家のインターネット環境を今年の春にJCOMに変更してタイミングで、JCOMも格安スマホを扱っているだ~と知りました。

調べていくと、IIJよりも安いし、店頭相談もできる(幸い実家から近い)ということで、最終的にJ:COMモバイルさんに変更することに決めました。

それでは、以下手順をまとめておきます。

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dokomo店舗に行って、契約内容の確認

当然ネットでも確認できますが、親は当然アカウント持っていないし、ネットに”ログイン”するような使い方ができません。

ですので、店頭にいくのが一番手っ取り早かったです。

たいてい2年縛りの契約をされているので、いつ解約するのかは大事なポイントです。

毎月の支払料金と解約料金を見て、どのタイミングで解約するかを考えておきます。

gmailを取得

J:COMモバイル以外、どこの格安スマホに移る場合もそうですが、au,softbank,docomoなどいわゆるキヤリア系携帯会社は、契約すると独自のメールアドレスを発行します。

しかし、格安スマホはメールアドレスは発行されません。

自分でgmailなどのフリーメールを取得する必要があります。

gmailは以下で姓名、年齢を入力すれば取れます。

Gmail

住所録をgmailの連絡帳へ移行

事前にドコモ(docomo)スマホからSDカードにデータを移して、gmailの連絡帳に登録しました。

グループ分けの登録がうまくいかなくて、手動でデータをごにょごにょと苦労した覚えがあります。

J:COMモバイルにスマホ切替するときに、移行ツールもついていたので、もしかしたら、そちらでうまくやってくれるかもしれません。

ただ、切替した当日にすぐ連絡帳が確実に使いたいのであれば、事前に移行しておいた方が安心ですね。

ドコモでMNP発行手続き

これは一人で契約しているなら、簡単に電話1本で手続きできます。

しかし、僕の両親は父はドコモからIIJへ、母はガラケーでドコモに残る。
というプランでしたので、主回線が父⇒母に変わり、電話でMNP手続きできなかったのですね。

両親と僕で、ドコモ店舗に行って、MNP発行して、主回線を母に変更する手続きをしました。

日曜の昼間にいったのですが、1時間待ち。。。でした。

いやいや、まだまだドコモ人気ですね。

家族連れの幼稚園ぐらいの子供が、ドコモタブレットの取り合いをしているのが印象的でした。

その年からタブレット使っているんだ~。。。みたいな。

J-COMモバイル店舗でスマホを契約手続き

MNPには、15日発行以内に、次の契約手続きをしないと、無効になる

というルールがあります。

ですので、MNP発行後は、速やかにできれば、同一日中にJ:COMモバイル店舗で手続きをした方がよいです。

ちなみにMNP発行したからといって、すぐに今持っているスマホが使えなくなるわけではありません。

次の携帯会社で契約してスマホを受け取るまで、今の携帯は通常どおり使えます。

J:COMモバイル店舗に行くと、すぐに受付してもらえました。

日曜昼間の家族連れが集まる大型店舗の中で混雑していないのですから、まだまだ格安スマホは浸透していないのでしょうね。

おかげで、すぐに手続きに入ることができました。

店頭では、取り扱っているスマホ・ガラケーを確認でき、丁寧に説明を受けることができます。

 

契約の流れですが、J:COMモバイルは、その日に携帯を受け取ることはできないです。

あとで、自宅に携帯が発送されます。

概ね1週間以内で届くそうです。

父の場合は、契約後、4日後には自宅に届いていました。

以下から、切替当日の手続きです。

届いた携帯を確認

SIMは事前に刺さっていました。

格安スマホは、SIMをを自分で刺して、APN設定(ネットワーク設定)する必要があるので、そこを事前にやってくれているのは、高齢者にとっては、ありがいたいですね。

そして、なにはともあれ、まずは充電。

Wifiに接続

ネット環境がある場合は、Wifiに接続しておきましょう。

LINE のID,パスワード 確認

LINEは1アカウント1台でしか使えない仕組みです。

新しいスマホに移行すれば、旧スマホでLINEは使えなくなります。

父もLINEは使っているのですが、恐らくドコモ店舗で設定してもらっているので、id,パスワードなどを意識していない。

LINEを新スマホに移行するときに、id、パスワード、メールアドレスの登録が必要になるので、事前に確認をしました。

LINEの新スマホへ移行する手順は公式のこちらが詳しく説明されています。

【最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法

JCOMモバイルにTELして、携帯の切り替え手続き

J:COMモバイルへTELして、番号の切り替えを行います。

日曜の昼だったため、混んでいるのか5分程度待って繋がりました。

オペレーターの方に従って、以下のような手続きを行いました。

  1. 本人確認。
  2. 旧携帯、新携帯の電源を切る。
  3. オペレーターさん切替手続きをする。
  4. 新携帯を起動して、ネットワークのアンテナが立っているか確認する。(すぐに4G立ちました)
  5. 新携帯で、電話発信テストをする。
5分ぐらいでした。

継続して、端末を遠隔でサポートする作業(gmailの手続き、jcomパーソナルIDなど)もやってくれるようでしたが、こちらでできるなと判断したので、遠隔サポートはなしで手続き終了しました。

LINEの移行

新スマホでLINEアプリを落として、ユーザー、パスワードで登録します。

詳しくはこちらのLINE公式をご参照ください。

【最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法

ここで、LINEを移行すると、旧携帯でLINEは使えなくなります。
また過去のメッセージのやり取りは移行されません。

どうしても残しておきたいメッセージなどがある場合は、以下を参照に保存しておきましょう。

トーク履歴のバックアップと復元方法

gmailの登録

gmailアプリは最初から入っていましたので、事前に準備したgmailを登録。

すると、連絡帳にもgmailと紐づけた『アドレス帳』が登録されていました。

文字の大きさを「特大」に

高齢者は文字が小さいと見えません。

ドコモの高齢者向けスマホ「らくらくふぉん」は、文字が大きいことを売りにしていますよね。

スマホの[設定]から文字の大きさを「特大」に設定します。

いろいろアプリのインストール

必要そうなアプリをインストールし、ホーム画面に並べる作業。

・お天気
・電車乗り換え
・QRコード
・カレンダー
・電卓
などなど。

それぞれのアプリ使い方レクチャー

意外と一番使っていたのが、SMS(ショートメッセージ)でした。

仕事のやりとりで使うそうです。

ドコモから格安スマホ(J:COMモバイル)へ移行したらいくら安くなる?

今回の一番の目的だったので、重要です。

予想ですが、

ドコモらくらくスマートフォン
(5GB)
7780円

J:COMモバイル
(0.5GB)
1058円(税込)

で、毎月約6722円節約できることになります。

年間で約8万円
5年で約40万円
10年で約80万円

いずれ働けなくなる高齢者からすると、バカにできない金額だと思います。

まとめ

構想半年の大プロジェクトでした(笑)

まず、親へプレゼンするところから始まりましたから。

エクセルで1年後、2年後の金額をまとめて、

「こんなに安くなるんだよー」

って。

ドコモの契約を15年続けていたので、最初は相当な抵抗にあいましたね。

 

親はまだ働けていますが、いずれ近いうちに年金だけで食べいく必要があります。

そうなった時に、スマホの月々の固定費用が大幅に安くなる格安スマホは、ありがたい存在ですね。

世間的には、CMで認知はされてきて、徐々に広がってきているという感じでしょうか。

追伸

親が使い始めて約半年たちましたが、今のところ文句なく使えているみたいで安心しました。

操作でわからないときは、J:COMモバイル店舗に行ってお兄さんに聞いているようです。

店舗ありの格安スマホを選んで本当に良かった!(^^;