【吉野山花見】世界遺産 吉水神社へ 一目千本桜 見てきた!

吉野山の花見へ行ってきました~

もともと4月10日ごろに行く予定でした。

が、4月2日にサイトでチェックしてみると、中千本の満開時期が4月3日と早まったことで、急遽予定を繰り上げて、行くことになりました。

開花情報は、こちらのサイトでチェックしましたよ。

吉野山のお花見 見ごろ、時期、開花情報
http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/kanouki/kaika/

吉野山は下千本、中千本、奥千本と広いのですが、今回の目的は、吉水神社の一目千本桜(中千本)の眺めをみることです。

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まずは、吉野駅へ

天王寺から近鉄で吉野駅まで約1時間半。

吉野駅についたのは、15時ごろ。

駅に着いたときは、帰路の人があふれていました。午前中に来ていた方が丁度帰るころなんでしょうね。今から登る僕たちは超少数派です。

でも、あとから振り返ると、ゆっくり鑑賞できて、この方がよかったですよ。

お昼を食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。

吉野駅の周りは、こんな感じでお土産屋さんや飲食店が充実しています。

吉野名物の柿の葉寿司を頂きました。

サクッと食べて、登り口へ。そこで、吉野山の地図がもらえました。

これ非常に便利です。

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ケーブルカー(吉野山駅乗り場)

吉野駅から徒歩5分ぐらい登ると、ケーブルカー(千本口駅)があります。
この時はメンテナンス中のため、動いていませんでした。

これで七曲り坂を省略して、吉野山の黒門直前まで行くことができます。

ただ、七曲り坂の桜がすばらしいので、花見目的でしたら、がんばって七曲り坂を歩いたほうが良いですね。

七曲り坂

ケーブルカー(吉野山駅)から少し上ると、七曲り坂への看板があります。

ここを右手にいくと、七曲り坂の入口です。

ここら辺から吉野山らしい桜が見え始めてきました。

なだらかな坂が続きその左右に桜が満開に咲いています。

ここでも中華系の方が多かったです。
こんな奈良県の奥地にまで観光にくるんだと。
ありがたいことですね。

吉野山メインストリート

七曲り坂を上りきると、お土産屋、飲食店が左右にならぶメインストリートになります。しばらく歩くと、黒門が見えてきます。

さらにそこからズンズン進んでいくと、大きな銅の鳥居が見えます。
先ほどもらった吉野山MAPによると、世界遺産に登録されているようですね。

ここの柿の葉すしやさん、行列ができていました。
帰りに買おうかなと思ったらもう売り切れでしまっていましたね。
残念。また今度。

メインストリートもなだらかな坂が続き、汗かきます。
これ、ほんと、いい運動になりますよ。


休憩がてら、ソフトクリームを頂きました。


さらに進みと、金剛山寺蔵王堂が見えてきます。
あいにく、「大修理」中でした。


ここからの眺め、桜もいい感じです。

吉水神社の一目千本桜がすごい!

そしてさらにズンズンと進み、やっと今回の目的の吉水神社の入口に到着!!

メインストリート通りの左手沿いに大きな鳥居が目印です。

南朝の皇居だったのですね。。。
知らなかったです。

世界遺産にも登録されています。

吉水神社へ至る道の庭園も良かったです。

吉水神社に入ってまず見えるのが、有名な一目千本桜

多くの人がここで写真を撮っていましたよ~

これはすごいな~。見とれました。
山がピンクに染まっていました。

吉水神社内観覧

観覧料400円で、吉水神社の書院に入ることができます!
あまり勉強しないで入ったのですが、、、、ここまで来たら絶対に入っておいた方がいいですよ。

吉水神社は、「鎌倉時代の日本最古の書院」として世界遺産に登録されています。

源義経が兄の頼朝に追われて、弁慶、静御前などお供を連れて吉野山に逃げた時に、この吉水神社に5日間滞在したようです。

当時の貴重な資料館になっています。

源義経 潜居の間

桃山時代には、後醍醐天皇がここ吉水神社を南朝の皇居とされたとのこと。

後醍醐天皇 玉座の間


「豊臣秀吉の壺」、「蝉丸の琵琶」などの貴重ば品々が展示されていました。

弁慶の槍!!!でかかった!

義経の鎧

内部の観覧だけと思っていましたが、博物館なみの展示にびっくりしました。
これは、本当に見る価値ありますよ。

豊臣秀吉が花見のために設計したといわれるお庭。

この庭は素晴らしかったです。ここの軒に座ってしばらくまったりしていました。

秀吉さん、ここで吉野山の花見の本陣にしていたとのこと。

秀吉と同じ眺めを見ていると思うとなんだか感慨深いです。

樹齢400年の御神木がありました。

吉水神社の北闕門(ほくけつもん)
後醍醐天皇が京都へ向かって祈っていた場所とのこと。

北闕門(ほくけつもん)からの眺め
金剛山寺が見えます。

くず餅を食べながら桜を堪能できるカフェへ

吉水神社を出て、そのままメインストリートを進み、勝手神社近くにあるお茶屋さん「静亭」へ入りました。

16時過ぎ頃だったかな。ちょうど窓際の席が空いていてラッキーでした。

お席から見た中千本の眺め

吉野山名物 くず餅を頂きました。

くず餅は、プルプルでしたよ~。

ここでゆっくり桜を楽しみました。

金剛山寺へ

カフェでお茶した後、来た道を帰路へ。

弁慶にちなんで、法螺貝(ホラガイ)を売っているお店発見。

先ほど飛ばした金剛山寺に入ってみました。

下り坂からの眺め
夕焼けの桜もキレイですね。

目の前の塔は、吉野朝宮跡(よしのちょうぐうあと)


吉野朝宮跡側の桜
ここもキレイでした。

七曲り坂の下千本で最後の見納め

あとがき

昼に思い立って、急遽決めていったお花見、最初は、時間がないから厳しいかな~と思ったんですよ。

ですが、1週間後は、雨も降り、ほぼ桜は散っていましたので、正解でした。

平日でしたが、駅にあふれた人をみると、午前中はメインストリートは満杯だったと思われます。混雑を避けることができたので、午後から参加するのも良かったです。

吉野山は、お花見はもちろんですが、世界遺産が点在し、見所がたくさんあります。今回は、奥千本エリアまで行けませんでしたが、次回は挑戦してみたいと思います。

参考リンク

吉野山観光協会
http://www.yoshinoyama-sakura.jp/

吉野山のお花見 見ごろ、時期、開花情報
http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/kanouki/kaika/

吉野山の飲食店一覧
http://www.yoshinoyama-sakura.jp/gourmet.php

吉水神社
http://www.yoshimizu-shrine.com/

吉野山・桜の見所完全ガイド「一目千本」