宇宙エレベーターは、2050年に完成する!?

朝日新聞のニュースで気になる記事 発見!
宇宙エレベーター実験向け超小型衛星放出へ 静大が公開

静岡大学工学部(浜松市)は8日、国際宇宙ステーション(ISS)から放出予定の超小型衛星「STARS―C」を公開した。将来、宇宙ステーションと地上をケーブルで結ぶ「宇宙エレベーター」などの実現に向け、「テザー」と呼ばれる「ひも」を伸ばす実験をする装置だ。企業や団体の協力を得て、静大の教授や学生が開発・製作した。

そして、宇宙エレベーターって聞いてまず思い出したのが、
大林組が2050年に向けて建設予定と発表したこちらの記事
「宇宙行きの電車」宇宙エレベーター、現実へ一歩前進 ISSで実験開始

総合建設業の大林組は、2015年5月より国際宇宙ステーション(ISS)にて、宇宙エレベーターの建設材料として期待されるカーボンナノチューブの耐久性実験を開始しました。2050年の宇宙エレベーター完成を目指している大林組。これはその壮大な計画の一部であると共に、「宇宙エレベーター」現実化の“鍵”を握る実験、といえるかもしれません。

こちらで、イメージ動画ありました。
宇宙エレベーター建設構想を動画で紹介

動画では、ハワイのような赤道直下と思われる、ヤシの木が生い茂る南国の島から一直線に空へと伸びるエレベーターが!

SFのようなシチュエーション。

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あと34年後に完成したとして、いったいいくらでこのエレベーターに乗れるのだろうか?

関西人である私は、すぐにお金のことを想像してしまいます。

途方もない金額なので、一応参考になるかわからないですが、同じ宇宙へ行くという目的でいえば、

ロシア連邦宇宙局は政府の財政難のため、国際宇宙ステーション (ISS) と往復する「ソユーズの座席」を世界に向けて販売していた。2001年4月28日にアメリカの富豪であるデニス・チトーを約2000万ドル(2001年当時のレートで約24億円)でソユーズTM-32により宇宙に1週間滞在させたのを皮切りに、世界各国から募った民間人を宇宙まで打ち上げたが、ISSの滞在人員拡大に伴い2009年9月打ち上げのTMA-16で終了した。

ソユーズ
が参考になるかもですね。

1回数十億円。。。

宇宙エレベーターに乗るには、米宝くじ「パワーボール」の一等賞金を狙う必要がありそうです。(最高額 1862億円)

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なぜ赤道直下に宇宙エレベーターが作成されるのか?

wikiに答えがありました。

地上側の発着拠点(アース・ポート)は、一般に言われるように赤道上にしか建設できないわけではないが、赤道上であればケーブルにかかる張力を小さくできるので最適である。緯度が上がるほどケーブルにかかる張力が大きくなり、また赤道以外ではケーブルが地面に対して垂直にはならないため、赤道から極端に離れた場所に建設するのは難度が高くなる。

地球の重力場は完全に均一ではないため、赤道上に作るなら西経90度(ガラパゴス諸島付近)および東経73度(モルディブ付近)が最も安定させやすい

軌道エレベータ

そういえば、ジョジョ第6部「ストーンオーシャン」のラスボスとの闘いも引力が最も低い、赤道直下の闘いでした。赤道直下って、地球上でも特別な場所なんですね。

こちらの本、1回読んで本棚に眠っていました!

宇宙エレベーターを題材にしたSF小説

「アーサー・C・クラーク」 

もう一度読みたくなってきた!