【ワードプレス】プラグイン「Theme Test Drive」の使い方/PHP編集で必須!

こんにちは、ぞの(@zono21)です。

当記事では、【ワードプレス】のプラグイン「Theme Test Drive」の使い方を説明していきます。

・なぜ、ワードプレスのテーマをカスタマイズする際、必須のプラグインであるのか?

 

・「Theme Test Drive」を使ったワードプレスのカスタマイズ手順

についてまとめました。

では、早速ですが見ていきましょう!

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プラグイン「Theme Test Drive」でできること/メリット

「Theme Test Drive」を使うと、自分のアクセスのみ変更したテーマのテストができます。

言い換えると、自分以外のアクセスは、変更前のテーマをそのまま表示できます。

これなにがメリットかといいますと、

例えば、phpを触って、編集した箇所が間違っていた場合、最悪ワードプレスが動かなくなったりします。

もしこのプラグインを使っていないと、

「あちゃー」急いで元に戻さなきゃヤバイヤバイ

となりますが、

このプラグインを使っていると、

「うーん、どこが悪かったのだろうか?ソースをもう一度チェックしよう。」

と冷静に対処できます。

まだアクセスがないサイトなら、当プラグインを使う必要がないですが、毎日数千、数万pvあるサイトが動かなくなるのは、超痛手ですよね。

だから、当プラグインは、PVがあるサイトにとっては、必須なんです!

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「Theme Test Drive」プラグインをインストールする

「プラグイン」の「新規追加」で「Theme Test Drive」で検索します。

似たようなプラグインがいくつか表示されますが、

これです。

インストール後、「有効化」します。

テストしない限り「有効化」してもなにも変化はおきません。

【事前作業】テスト用のテーマを作成する。

いま使っているテーマの「子テーマ」をコピーして、「子テーマテスト」を作成します。

当ブログを具体例で説明すると、

テーマ:「SANGO」

子テーマ:「SANGO Child」
子テーマテスト:「SANGO Child test」

というように別に子テーマを作成します。

実際には以下の手順で子テーマのテスト版を作成します。

1.ローカルマシン上でコピーします。

「sango-theme-child」のフォルダをコピーして、「sango-theme-child-test」フォルダを作成します。

2.テストテーマのCSSを編集します。

「sango-theme-child-test」フォルダ内のCSSを変更します。
CSS内の「Theme Name」を変更します。

style.css

@charset "UTF-8";
 /*
 Theme Name: SANGO Child

style.css

@charset "UTF-8";
/*
Theme Name: SANGO Child test

 

3.ワードプレスの管理画面で、テストテーマが表示されているか確認する。

「外観」-「テーマ」を表示すると、「SANGO Child test」が表示されています。

上記2番目でCSSでテーマ名を設定したものがここで表示されます。

【手順1】テストテーマをカスタマイズする。

テーマを変更します。

例として、「style.css」を編集して、<h2>タグを使っている記事内見出しのスタイルを変更してみます。

【手順2】「子テーマテスト」の変更ファイルをFTPでUPする。

上記で変更した「style.css」をFTPでサーバーへUPします。

UP場所は、
/wp-content//themes/sango-theme-child-test/style.css
になります。

【手順3】「Theme Test Drive」で、子テーマテスト を有効化する。

「Theme Test Drive」プラグインを操作するのはココです。

「子テーマテスト」を選択して、「Enable Theme Drive」ボタンをクリックします。

これで今管理画面を開いているブラウザのアクセスでのみ、「子テーマテスト」で動作します。

【手順4】テーマの変更点をチェック

今回は、変更例として、CSSでh2のデザインを変更しました。

管理画面を開いた同じブラウザでアクセスすると、以下のように反映されていましたね。

管理画面を開いたものと違うブラウザ(Chrome)で同じページを表示してみると、いままでどおりです。(他人からのアクセスも同じように見えます。)

これで今回やりたい変更がOKであれば、次へ進みます。

NGの場合は、【手順1】へ戻り変更の修正を行います。

【手順5】「Theme Test Drive」で、子テーマテスト を無効にする。

「Theme Test Drive」プラグインの画面にいき、

「Disable Theme Drive」ボタンをクリックします。

【手順6】「子テーマテスト」での変更点を「子テーマ」へ反映する。

これはローカルマシン上で行いましょう。

「子テーマテスト」のcssと同じ変更を「子テーマ」のcssへ変更点を反映します。

今回でいえば、
/wp-content/themes/sango-theme-child/style.css
を編集します。

【手順7】「子テーマ」の変更ファイルをFTPでUPする。

これで、本番反映されました。

【手順8】反映を確認する。

きちんと正しく反映されているか、ブラウザで自分のブログを開けて確認しましょう。

あとがき

プラグイン「Theme Test Drive」を使ったこの手順であれば、ブログを見に来てくれるお客さんに影響せず、変更をテストして反映することができます。

こういう間違いがない手順を考えるようになったのは、前職がシステムエンジニアでWEBシステムを制作・管理していたからです。

プラグイン「Theme Test Drive」を使うと、影響するのは自分だけなので、カスタマイズを恐れることなく、堂々とできますよ。

ぜひ使いこなしてください。

ではでは。