2016年3月の長崎旅行記です。こちらの記事の続きです。
https://zono21.xyz/201603nagasaki_trip3_glover-garden/
目次
部屋から夜景が見える旅館へ
グラバー園を満喫したのち、夕方には旅館につきました。
今回の旅館は、こちら。
長崎ホテル清風
稲佐山の中腹にあるこのホテル。部屋から夜景が見れるということで、予約しました。
早速お風呂へ。露天風呂もあり!
露天風呂から長崎市内も見えました。
満喫!!
そして、部屋でのんびりと過ごし夕食の時間になると、、
夜景が見えてきました。
長崎の夜景、神戸に劣らずキレイ!!
長崎市内の夜景を見ながらの部屋食はなかなか乙でしたよ!
写真下側が、長崎市内の湾になっており、向かいの陸側(明かりがあまりないところ)が、グラバー園周辺になります。)
そして、夜景になるころには、停泊していたクイーンエリザベス号が出港していきました!
船旅ね。
僕、船旅って舞鶴―北海道にいったときの、1泊が最長の経験なんですよね。
どうなんでしょう。
船酔いがこわいけど、乗ってみたい気もします。
夕食は長崎文化独自の卓袱料理
部屋食ですので、どんどん料理が運ばれてきます。
卓袱料理というのは、なんでも16世紀にポルトガル船が入港してから、外国の文化の影響を受けて長崎独特の食文化とあわせてアレンジされた料理だそうです。
通常、お吸い物って後の方で出てくるイメージがありませんか?
でも、卓袱料理の文化では、お吸い物から始まるようです。
郷に入れば郷に従え
ですね。
同じ日本でも文化によって食べる順序も変わってきます。
後半には、長崎名物 皿うどんも出てきました!
この皿うどんがね。
ふつうの1人前なんですよ。
だから、もうこれでお腹いっぱいになっちゃいました。
満腹で、酔っ払って今日はそのまま気持ちよくバタンQです。
次の日は、あいにくの雨。予定を変更して、美術館へ
次の日は、天気予報どおり、朝から雨。
残念ですが、長崎見物の予定を変更して、雨でも楽しめるところにしました。
まず向かったのは、長崎県美術館。
HP見てくれたらわかると思うのですが、むちゃくちゃ建物がオシャレなんですよね。
全面ガラス張りで、天井も吹き抜けで、建物自体が展示品のような印象を受けました。
ソフィ・カル 最後のとき/最初のとき
ちょうど「ソフィ・カル 最後のとき/最初のとき」という企画展をしていました。
「これも芸術なんだ。」
というちょっとした衝撃を受けました。
どうお伝えしようと思っていたところ、なんとNaverまとめがありました!
NAVERまとめ 現実と虚構が混ざった物語、写真と言葉で紡ぐアート/ソフィ・カル
僕が見たのは、こちらがわかりやすいです。
http://quotationmagazine.jp/column/post-3985
そこから引用しますが、
「最後に見たもの」は、ソフィがイスタンブールで滞在制作をしている時、そこが古くからの伝承で盲目の街と呼ばれていることを知り制作された。彼女は過去 に「盲目の人々」(1986 年)という、生まれつき目の見えない人にこれまでに見た最も美しいものは何かと問う作品を制作していたこともあり、不可視性というものについて考えていた ことも理由のひとつであるように思う。「最後に見たもの」では失明した人が語った実際の光景と同じもの、或いは近いものを選び、リアリティを自分の中に持 たせながら制作をしたと言う。
「生まれつき盲目の人に何が美しいかを聞く。」
「失明した人々に、最後に見た者を聞く。」
いや、もう視点がぶっとんでいるなぁと思いました。
取材と芸術を組み合わせたとものいう感じですかね。
こんな企画、唯一無二ですよ。
そして、もう一つ
「海を見る」では、社会からある種排除されているとも言える貧困層の人々の中に、海を見たことのない人がいるという記事を新聞で読んだことがきっかけとな り制作された。この作品では背中で語るかのように被写体が真後ろから捉えられているが、実際の撮影の時は横から捉えようと試みたこともあったそうだ。しか し考えた末に、あまりにも被写体との親密な空間に入り込みすぎていると感じたことにより背後からの撮影となった、ソフィらしい距離感と緊張感のある作品の ように思う。
これは、シュールでした。
ただ、すんごい広い部屋に、海をじーっと、じーっと眺めているお姉さんやおじいさんの映像があり、ただ静かに映像が流れていくという。
あと確かぼくの記憶では、この海を見たことがない方たちは、実はがんばれば歩いて海にいける距離に住んでいたとのコメントがありました。
ということは、ですよ。
物理的な距離ではなく、心理的な距離で、何らかの理由で海にいけなかったということになります。
興味深いですね。
長崎といえば、やっぱりカステラ!!福砂屋の本店へいきました!
実はこの本店の中で、カステラとお茶できるのでは?
と期待していたのですが、お茶はできなかったようです。
売り子のお姉さんに「空港でも同じもの売っていますよ。」と聞いたので、結局何も買わず、ひやかしだけしたという(^_-)
長崎ちゃんぽんは、思案橋横丁の天天有で食べました。
中国人?家族っぽい方が経営しており、平日で雨の日のランチ時ということもあり、
お客は僕らだけ。暇そうでした。
で、せっかくですので、特製ちゃんぽんを頂きました!
本番のちゃんぽん。お味は美味しかったですよ。
それよりも、店員のお兄ちゃんが暇だから椅子に座って目の前でエロ本を読んでいたことが印象的すぎて、、、
「文化違えば何でもありだなぁ~」と思いました。
長崎旅行まとめ
2日目は雨でしたが、「長崎ちゃんぽんを食べる」という目標は無事達成できました。
関西からの遠方からでしたが、2日でも十分長崎満喫できました!
長崎には、雲仙温泉や北の佐世保、九十九島など、まだまだ見所ありますので、次回行く機会があればそちらにも行きたいなぁと思っています。
今回の旅のおともは、こちら。超鉄板ですが、まっぷるが役立ちました。